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【Bookcafe】『よるのえほん』

第203回 2014年2月17日(月)「よるのえほん」バーバラ&エド・エンバリー/作 木坂涼/訳 あすなろ書房 睡眠の大切さがわかってきた今日この頃。といっても、ストレスの多いこの社会で過ごしていると、たまには眠りにつけない夜もありましょう。そんなとき自分自身に「絵本を読み聞かせ」て眠りにつく、なんていかがでしょうか。そんな夜にぴったりの絵本。カラフルな色遣いとともに様々な夜のシーンが描かれています。外はこ...

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【Bookcafe】『でんでんむしのかなしみ』

第202回 2014年2月10日(月)「でんでんむしのかなしみ」新美南吉 作 かみやしん 絵 大日本図書 でんでんむしは自分の背中の上の殻の中には悲しみがいっぱい詰まっているのだ、と気がついてしまいます。お友達はどうなのだろうか、と尋ねに行くと、どのお友達も「自分も同じですよ。悲しみはいっぱい入っていますよ」と言われてしまいます。そうしてでんでんむしは気がつくのです。「かなしみは だれでももっているのだ。わ...

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【Bookcafe】『せかせかビーバーさん』

第201回 2014年2月3日(月)「せかせかビーバーさん」ニコラス・オールドランド/作 落合恵子/訳 クレヨンハウス ビーバーさんは森にダムを造るためにいつも忙しく働いています。しかしその忙しさは空回りしているようです。ある日、仕事中にけがをしてしまい仕事を休まざるを得なくなりました。入院中のベッドでひとり静かに考えたこと。それは今までの自分の仕事のやり方はいかに自己中心的であったかに気がついたのです。...

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【Bookcafe】『かなしいときには』

第200回 2014年1月27日(月)「かなしいときには」コーネリア・モード・スペルマン 文 キャシー・パーキンソン 絵 牧野・M・美枝(よしえ) 訳 PHP研究所 「かなしく なっても ずっと かなしい ままじゃ ないのね」という最後のセリフにすべてが凝縮されている絵本と思います。もし悲しみに泣き暮れている人がいたら、そっとその人の悲しみを聞いてあげてください。聞いてもらうことで人はやがて次へのステージに...

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【Bookcafe】『おおきな木のおはなし』

第199回 2014年1月20日(月)「いちりんの花」文 平山弥生 画 平山美知子 講談社 切り花を飾るのが好きです。切られてもけなげに花瓶の中で生きようとする花の姿に励まされます。そんな一輪の花を題材に画家・故平山郁夫さんの令夫人とお嬢さんが一緒に作られた絵本です。もう乗り越えられないと思われる大きな悲しみを抱えたときにも、心の中にある自分だけの一輪の花を大切に、じっとその悲しみをこらえれば、また再び立ち...