03/01/2019 Fri |
一雨ごとに気温が上がり、徐々に春の足音が聞こえてくる3月に入りました。
花粉症の方々には辛い時期にもなってしまうこの季節、 私どもは確定申告を無事に終えるべく、申告業務に邁進する毎日です。 先日戸塚税務署に行ったところ、1階の確定申告相談会場に入りきれない人の長蛇の列がありました。 これもまた春の風物詩なのですね。 さて先日の報道でマイナンバーカードを健康保険証として利用する案が示されました。 個人番号制度(マイナンバー制度)が開始されて早くも3年以上が過ぎたわけですが、 皆様はカードを取得されましたでしょうか? 2018年12月時点での交付実績は1564万枚と人口の12%程度となっています。 つまり国民の10人に1人の普及率です。 わざわざ取得しても使い道があまり無いだけでなく、 本来であれば行政手続きの簡略化に役立つはずなのに、 行政側のシステムが対応していないという状況にあることも一因です。 確定申告においても同様で、国税の「e-Tax(電子申告システム)」においても、 利用率は法人で8割ですが、個人は5割にとどまっています。 マイナンバーカードを利用するためのICカードリーダーライターの取得が足かせになっているようです。 そこで国税庁は新たに、スマホやパソコンでもマイナンバーカードなしで申告できる 「ID・パスワード方式」を導入しました。 マイナンバーカード及びICカードリーダーライターが普及するまでの 暫定的な対応(概ね3年)としていますが、果たしてどうなることでしょう。 消費税増税の対策としてのポイント付与にマイナンバーカードを活用する案も出ていますが、 それを目的にカード普及を目指すというやり方は本来の目的から逸脱している印象をぬぐえません。 そんな中出てきた健康保険証の話ですが、こちらの利用方法の方が本来の目的に近い気がします。 裏面のICチップを医療機関の読み取り機にかざすだけで健康保険証の情報が病院に自動送信される。 健康保険組合の判断で健康保険証をマイナンバーカードに切り替えれば、 保険証の発行コストが無くなります。 電子化された健康保険証の情報と患者のレセプト(診療報酬明細表)の情報を紐付けることも可能のようです。 医者は患者の同意があれば過去の処方箋を簡単に把握できるようになります。 良いこと尽くめのような気がするのですがどうなりますでしょうか? 2021年3月の導入を目指しているようなので期待したいところです。 保険証となればカードの取得率も格段に上がることになるでしょう。 早期実現を期待しています!! 所長 足立昌幸 (事務所だより3月号より) ![]() ![]() +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-++-+-+-+-++-+ 戸塚駅から一番近い税理士事務所 お気軽にご相談ください 税理士法人 足立会計事務所 〒244-0003 横浜市戸塚区戸塚町16-14 ベルハビル502 TEL 045-865-3081 URL http://www.tkcnf.com/office-mj +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-++-+-+-+-++-+ |
Comment |
|
Write Comment |
|
|