05/07/2019 Tue |
新しい「令和」の時代が始まります。
前回に引続き、私の平成時代を振り返ってみます。 あくまで私の主観ですので、ご容赦ください。 ①パソコンの普及と印刷技術の進化 私が社会人第一歩を踏み出した新宿の会計事務所、そこで行われていた作業はかなりアナログでした。 かろうじて会計処理だけはオフコンに入力して、ドットインパクトのプリンターにて試算表を印字していました。 ただし申告書は手書きだったのです。 まず手始めにやることは内訳書の下書き及び申告書類の手計算でした。 電卓は肌身離さずという感じで、電卓なしではとても成り立たない仕事でした。 そのあとに待ち受けるのは「清書」作業。 申告書や内訳書を3枚複写で書き上げるのです。 カーボン紙を間に挟み、間違えたらやり直しという過酷な業務でした。 途中から「清書部隊」なる学生アルバイトが常駐するようになり、 その中の一人が私の今の家内でした。 パソコンが普及した現在では、画面上で入力業務を行い、計算処理もボタン一つ。 そのあとの印刷作業もプリンターが行ってくれているので大助かりです。 清書は懐かしくもありますが、字の汚い私はもうあの時代には戻りたくはありません。 ②インターネットの普及と通信技術の進化 お客様との意思疎通や訪問予定の確認はすべて固定電話の役割でした。 携帯電話はまだありませんでしたので、相手が留守の場合にはつながらず、やきもきしたことを覚えています。 当時のボスは気になることがあると夜中でも電話してきたので、家の電話が鳴るとドキドキしたことを覚えています。 インターネットもない時代でしたので、調べ物はすべて書籍。本屋へよく入り浸っていました。 今では電話のほかにメールやLINE等、SNSも発達していて、いつでも相手と連絡が取れるようになりました。 また大抵のことはネットから情報が得られるため、活字離れが深刻です。 本当は落ち着いて本を読んでみたいのですが、こればかりは本人の心がけ次第だと痛感しています。 ③電車の空調 私が通勤で使っていたのは、東急の田園都市線。 当時から電車のクーラーはあったような気がするのですが、 二子玉川駅から先の地下部分では空調が切れてしまいました。 当時は「クールビズ」など存在していませんでしたので、真夏なのにネクタイと上着を着用して、 汗を拭き拭き通勤していました。 そのため事務所につく頃には汗びっしょり。 ④休日の増加 週休2日はまだ定着しておらず、土曜日は半ドンでした。 上記のようなアナログ的作業が多く、完全週休二日では業務が滞ってしまうのでしょう。 徐々に銀行が隔週で週休二日となり、程なく完全週休二日へ移行していきました。 そのうち学校も週休二日となりました。 さらに祝日も増えて、今では年間の1/3がお休みとなりました。 ⑤今でもほとんど変わらないこと 最後になりますが、変わっていないのは電卓と「私」です。 デザインこそ変われど中身の機能に進化なし…でした。 所長 足立昌幸 (事務所だより5月号より) ![]() ![]() +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-++-+-+-+-++-+ 戸塚駅から一番近い税理士事務所 お気軽にご相談ください 税理士法人 足立会計事務所 〒244-0003 横浜市戸塚区戸塚町16-14 ベルハビル502 TEL 045-865-3081 URL http://www.tkcnf.com/office-mj +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-++-+-+-+-++-+ |
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